■2007.08.27(Mon)
リトルジャック演奏会終了(1)
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| しました。お越しいただいた方にはありがとうございました。団員の皆はお疲れ様でした。 本番では自分の鼓動が聞こえるくらいドキドキして、弓が動かなかったらどうしようかと思いましたが、 始まったら緊張がいつの間にか吹っ飛んで、いつも通りに弾けたので良かったです。 演奏についての感想と裏話はこの一個下の記事に書きました。長いんだもの。 ここでは作った譜面について書きます。
〜演奏曲の編曲について〜
第1部がコナミで第2部がドラクエ4の全曲だったのですが、 コナミに関しては既存の譜面がないため、団員が耳コピして譜面を作成しました。 演奏したコナミのゲーム曲9種のうち1種につき、団員1人〜4人くらいが携わっていました。
モチはモチ屋と言いますが、得てして管楽器の人は管楽器のアレンジに秀でて、 弦楽器の人は弦楽器のアレンジに秀でる傾向があるもので (というかたいていの人は、自分の楽器がおいしいように作る)、 団員間で色々な調整をした結果、沢山のアイディアが盛り込まれたナイスな譜面に仕上がりました。 「今回は客席から聞いてみたい…」などと自画自賛している始末。
私は今回ツインビーのアレンジを担当しました。というのは色々やりたい表現がありまして、 例えばベルを取ってパワーアップ後の曲の1回目のサビ
「レーレドッドレー ドーレー レーミーーミーーーー」の最後の、
「ミーー」の伸ばしの(クレッシェンドで強くなってる)ところが、 原曲ではビブラートを表現してるのか何なのか、 ふらふらと音がハウリングしてちょうど
「ミ〜ミミミミミミミ」と
8分音符で刻んでいるかのような音に聞こえるため、 長い年月を経て、私の脳内では勝手に8分音符で刻む音に変換されていたのです。 (後になって、勘違いだったと気づいた時の衝撃と言ったら無かった…)
そのためヴァイオリンの譜面には、私の脳内にあった通りの、 1小節でp(ピアノ)からクレッシェンドしてff(フォルティッシモ)まで8分音符刻みで入ってくる部分をこっそり盛り込みました。 原曲とは違いますが、青ベルでスピードアップしたツインビーが滑り込んでくる感覚に似てるじゃないかと…。
演奏会後のアンケートや感想では、ツインビーの編曲が良かったとか、 弦楽器主体のメロディーに疾走感を感じたとか、 「テレビ画面の中に広がる青い空が見えた」とか書いてあって、 自分の表現したかった事が通じた!と落涙しそうなくらい嬉しかったです。 もちろん譜面の意図を読み取って、演奏で正しく表現してくれた皆にも大感謝です。
=== 綾波レイの靴下ってこういうのだったよ確か(私信) | | |