■2008.06.15(Sun)
生きてます
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| 祖父の3回忌法事が土曜にありまして、金曜日から山形入りしてました。
土曜の朝、早めにお寺の最寄駅で待っていたところ ガクガクと地震が来まして、私達がいたあたりは、割合と長時間揺れてからやんだんですけど、 山形のお隣の岩手県の震源は、神戸地震や四川地震のそれに近いくらいの規模だったそうじゃーないですか。
被災地の方々のご無事を祈りつつ、 いまのところ大規模な被害がさほど報告されてないのは、人口が違うから…? 建築の違いとかもありそうだが。 近代の(西洋由来の)建築法とは異なる、日本の昔ながらの神社仏閣とかって、 凄い耐震性のある宮細工で出来てるそうで、強い地震が来て周囲の建物が崩壊しても、ぴんぴんしてることが多いとか聞いたことがあります。
山形の風景は… 自然物>>>人工物 という割合で、 駅に降り立つと視界の7〜8割が空、2割が山、1割未満が道路や人工建造物といった感じです。
空が何階層にもなっていて、地平線近くで微妙に歪んでたななびいているのを見て、 空って半円の球体(ガシャポンのカプセルみたいなの)に貼りついてるように見えるよなーとか思います。
あと、いま両親が住む山形の家が 大正時代に建てられたとかいう古い家で、ここの採光の良さがすさまじい… ふつうの窓のほかに、天井近くの欄間のところにも窓がついていて そこから外(木々)が見えるので、非常に気持ちが良いです。
「なに昼間から、2階でこうこうと電気つけてるんだよー」とか思ったら、 階段突き当たり壁の小窓から差し込む強烈な西日でした。 日の光が差し込むような設計になってて、昼間〜夕方は灯りっぽいものがなくても生きていけるようになってるんですね。 昔の人の知恵は凄い。 | | |