■2009.08.03(Mon)
オーケストラ・ダヴァーイ
|
オーケストラ・ダヴァーイ第3回演奏会 http://homepage.mac.com/orch_davai/index_j.html ロシア色の濃い演奏会でHPとMPを使い果たしたので、今日は休みをもらって昼過ぎまで寝てました。
濃いというか、神がかりな良い演奏会でした。 練習でも本番でも、皆の殺気あふれる演奏?を聞けて幸せでした。 すごく神聖な場所にまぎれてしまったような気がして、ずっと気がひきしまる思いでしたが。毎回思うんですが、もっと技術を磨きたいと切に思いました。
正直、フォルテな箇所よりピアニッシモな箇所が、自分の汚い音がオケに悪影響を及ぼすのではないかと気が気じゃありませんでした。 本番では長期間ピアニッシモの白玉音符を弾く時に緊張で弓が震え、弦の上で弓がぽこぽこ跳ねて、まともに弾けませんでした… あああぁ…(穴掘) パッセージの早い部分と、ロングトーンのピアニッシモを美しく堂々と弾ける練習をしようと心に誓った瞬間でした。
ショスタコーヴィチ8番(通称タコ8)の1楽章で、1stVnの人々が主旋律を弾く部分が綺麗すぎて、ショスタコってこんな美しい曲を書いていたのかーとずっと思ってました。
1楽章 ↑5:20辺りから、特に、7:27〜からの展開が美しすぎてぞっとする。 プロコとショスタコは、すぎやまこういちの曲に多大な影響を与えたっぽいのですが、この楽章が既にドラクエの曲っぽい。
3楽章 変な映像効果がアレなんですが…。
3楽章を練習するとき、指揮者の森口真司先生はひたすら、「ターミネーターが一歩一歩近づいてくるような無機質で機械的な演奏を」って言ってました。 でも3:27からはじまる、うって変わったようなあっかるーいフレーズは、何度聞いても笑みが漏れますね。 どうした?(笑)という感じで。
プロコはチェロのソリスト・丸山泰雄先生の超絶技巧に合わせて漂って演奏してれば良いという安心感がありまして、楽しく弾けました。 ソリストアンコールで下記の曲を唸りながら弾きだして、団員も舞台の上で自分の耳を疑ったりしていました。
ジョヴァンニ・ソッリマ Lamentatio
| | |