■2007.07.30(Mon)
恐怖のロシアン
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| ロシアオケダヴァーイ本番@アプリコin土曜日の本番の思い出。
★リムスキー・コルサコフ作曲 ロシアの復活祭
ロシアの祭りは、かくもこのような御柱祭か、トマト祭りのような容赦の無いものなのでしょうか…。 祭りの途中で死者が2〜3人くらい出てるんじゃないかと、心配になってしまいそうな曲。
実はこの曲は私、大学オケ時代に2ndを演奏経験済みなので曲は知ってました。 が、昔から弾けない部分は昔と変わらず適当になってしまった。しかし昔よりは成功率があがっていたのは言うまでもない。
★グリエール作曲 コロラトゥーラソプラノのための協奏曲
オケ編成の人数が減った分、音程がシビアになり、 しかもテンポが揺らぐ歌とあわせねばならず、練習中も本番中も最大恐怖を味わった。 中村初恵さんのソプラノソロと、Vnの皆が作ってる和音が美しすぎて、 舞台上ではあまりに緊張して腕がふるえてp(ピアノ)の伸ばしが綺麗に弾けなかったため (というか自分が参加すると和音を壊しそうで猛烈に怖かった)、 冒頭でしょっぱな、弾くのを放棄してました。が、後は開き直って弾いてました。 ソロはとっても綺麗だったけれど、自分の演奏的には苦い思い出。
★チャイコフスキー作曲 交響曲第4番
ロシア人は大人から子供までが好んでいると言うロシア人の心のテーマ曲。らしい。 隣の席の人がたいへん上手く&綺麗な音で弾いてるのに 私はあまり読み込みが出来ていなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
でも1楽章のOの部分(ひとしきり大暴れした後に出てくるもの悲しい旋律)は、何度弾いてても泣きそうになる。 チャイコ5番は同様に、2楽章で2ndが「シーシーミー ラーシ」で入ってくる部分が綺麗すぎて泣きそうになる。ってどうでも良いですが。
1楽章で弦楽器が大騒ぎになっている問題のページでは、 指揮者の森口真司先生が、もはや指揮を振るのをやめて、天を仰ぐポーズで静止していたらしく、 同じ舞台に乗っていた仲間内の何人かはパニックに陥り、観客席から眺めていた仲間内からも「途中で指揮ふってなかったよね?」と指摘されていましたが、 私はぜんぜんそんな余裕が無くて気づかなかった。
というのは該当箇所が早すぎて1ページくらい弾けたためしがなかった&譜面がまともに読めてなかったのですが、 何故か本番では1stと凄い勢いでシンクロしていたので、私は2ndヴァイオリンなのにも関わらず、譜面を完全に見ないで1stの音を弾いていた気がします。まぁいいや。
★アンコール 練習期間に余裕の無い我々はそんなもの準備してないのー! 当日のステリハで「アンコールが30分くらい鳴りやまなかったら、チャイ4の4楽章の最終部をやろう」と指揮者が突如提案。
そして30分を経過する前にそれはまさにその通りとなったのですが、 指揮者がチェロをあおって暴走族のようなスピードに。 詳しくはpekoeさん日記ご参照に。(お越しいただきありがとうございました)
打ち上げの席での乾杯の音頭は「ダヴァーイ!」でした。 どうでも良いけど私は指揮者の森口先生が、 7月上旬くらいから竹中直人さんに似ているようにしか見えなくなりました…。
いやーアマチュアでもヴァイオリンが上手い人がいっぱい居て、オラびっくりしたぞ。世界は広いんだなぁ〜と思いました。 来年も出ます。来年はもう少し、演奏曲を自分のものにしたいです。
=== 冷やかしに来たリトルジャックのメンバー達からもらった恐怖のロシアン・キャンディー。 「内容量:青リンゴ12粒 ワサビ3粒 5名でのゲームが3回出来ます」とありますが、1回目でワサビ3粒全部出たらどうするよ? | | |