■2007.02.12(Mon)
体は正直
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演奏会終了しました。お越しいただいた方ありがとうございました。 いつものように本番用に髪を巻きまぎ髪に結い上げてくれたよしのさんもありがとうでした。
引越しは勢いでやるもんですが、 演奏会は勢いで何とかなる部分もありますが何とかならない部分の方が多いということが良く分かりました…。 本番ではやっぱり、ふだん間違えないところをやっぱりうっかり間違えちゃうし…。
本番になるといきなり、普段の弾き方が分からなくなります。音程も分からなくなり外しがちです。 なんなんでしょうねえあれ…。体がかたくなって弾きにくくなるのかも。
今回は少人数アンサンブル団体2つ(「ロマサガ3&バハムートラグーン」隊と、FF6「蘇る緑」隊)にも参加したんですが、 バハロマ隊の方は前日のリハーサルでもピアノと合奏が1小節ズレたりしていて、 最後まで止まらないで演奏出来るかどうかが本番にならないと分からない!という状態で、本当に怖い気分を味わいました。 ゆっくりになった曲もあったけど止まらなくて良かった…。
少人数アンサンブルはやっぱり怖いなー。音程の悪さがもろバレですねえ。 アンサンブルの発表の後に合奏をやったんですが、その時の安心感といったら無かったですよ。 皆の音に包まれてのびのび弾けました。
しかし普段からこういう気楽な演奏ばかりしていたから、アンサンブルみたいな席で緊張しちゃうのかもしれませんが。 普段からもっとしっかりしとかないとダメってことですね。うう。
今回の自分の一番の難儀は、弓があたたまってないアンサンブル冒頭で、 弦4人(カルテット)の一番上の高い音のソロを弾く事になったことでした。
あんな編曲にした輩と、私が2人で弾こうと言ったのにも関わらずソロを推奨した輩には 「蘇る緑」の時の衣装のままスピニングバードキックを喰らわせたいです。 本番当日の朝には、テスト直前の休み時間に必死で暗記する学生のごとく ソロの4人で、楽屋内で必死であわせ練をしてました。(演奏会の前日に急遽、カルテットになる事が決まったという計画性のなさ)
この曲の発表が心配で2日前の金曜日から胃が痛くなり、食べ物を一切うけつけなくなったりしてました。 バーバーの「アダージョ」を聞くと良いよと言われたから聞いたりもしたけど、正直良く分からんかった…。 演奏会当日のお昼ごはんは食べないと音も出ないだろうと思い、気持ち悪かったけど必死でご飯を食べてました。
まぁ演奏会が終わったとたんに、安心しきって打ち上げの席でもりもり食べたんですけど。 なんて分かりやすい体だ。
振り返ってみると練習量は圧倒的に バハロマ隊>「蘇る緑」隊>合奏 の順だったのですが、観客席から聞いた出来はその逆なのかもしれない…。 (でもアンケートを見ると、さほど悪くなかったというか印象良かったようで安心でしたが)
バハロマの曲はやっぱり苦労した分だけ思い入れがあるんですが、 知らないゲーム曲を楽しく演奏できたのと、 パートが異なってあまり話さない人々とも仲良くなれたのと、 自分の音に責任感が出るように(人の目を意識して)必死こいて命がけで練習したのと、 最終的には皆を信頼して弾けばなんとかなる!という気持ちで弾けたのが個人的に良かったです。
演奏会を見に来たうちのおかんの感想…
「(ソロに関して)まぎの見た目は綺麗だったよ」
私 「…音は?」
おかん 「練習不足が否めなかった」
言われなくても分かってるよ!
ただし、この日で一番ムカついたのは、 上手く弾けなかった自分に対してではなく、 着替え中の女子の楽屋に、無駄に何度も覗きに来ていたツボック氏である事は言うまでも無い。 | | |