■2006.08.28(Mon)
演奏会終わりました。
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全席自由にも関わらず、開始前に600人が並んでたって本当でしょうか。 未だ演奏熱が冷めやらず、リトルの感想が書かれたmixi日記も拝見して回ってますが(足跡つけて回ってすみません)、 たくさんのご感想や演奏会後のアンケートを読むと、大半が過去に無い出来映えの演奏といった内容で、 ご満足いただけたようで嬉しいです。ご来場下さった方ありがとうございました。
自分的にはドラクエ2の演奏が、本番で弾くにあたって過去最悪の出来で、ものすごい後悔しました。 前日の練習から、ふだんは間違えない所で間違えたりしていて、「これは不味いなあ」と思っていたのですが…。
1週間楽器を持たずに挑んだ本番というのは初めてで、そんな練習不足による不安と、 弓の毛替え後の調整が間に合わず、2年前まで使っていた古い弓で本番に挑んだのと、 かつて無かった集客の様子を見て、舞台上でひるんだのと、 1stヴァイオリンのオモテ側(1番客席側の席)という、間違った音がダイレクトに飛んでいく席でのプレッシャーに押されて、 本番ではDQ2はかなり保守的な、ちぢこまった演奏になってしまいました。 弓がふだんの7〜8割くらいしか使えなくて、音的にも見た目的にもかなりおかしかったと思います…。 2部以降はノリで弾けたのですが、ドラクエ曲はやはり、リズムのキープや音程などがとりわけ難しいと痛感しました。
ロマンシングサ・ガ3は、通常より速いテンポで弾いていましたが、ベースやドラムスさんにも頑張っていただき、 団としては、いつもよりも数倍は上手く弾いていたような気がします。
また、ファイナルファンタジーの曲の弾きやすさは何なんでしょう。楽曲がもつハモり具合の美しさなどもあるのでしょうが、かなり楽しかったです。 FF10「素敵だね」の楽曲はかなり楽しく、良い演奏が出来たと思います。
演奏会後の打ち上げの時は、今後の話などをしていたのですが 私は個人的なドラクエ2演奏に力を出し切れなかった感がショックで、団員や先生方やお客さんへの申し訳なさで一杯でした。 もう2度と、こんな思いはしたくないと思いました。
演奏会には、職場のゲーム好きな人も来てくれて、 「ロマサガ3はやったこと無かったけど、バトルの曲が格好良すぎたので、今日帰りに買って帰ります」と言ってくれたのが、地味に嬉しかったです。
また、当日の客席にお越しになった、ロマサガシリーズの作曲者の伊藤賢治さんが 演奏中に涙ぐんでいた…というサイト上での記録(amuzaさんの日記)を読んで、 演奏会に携わって本当に良かったと思いました。
※演奏会を見ていない人のために書くと、ロマサガ3はドラムとベースが入ったゴリゴリのロック&クラシックが融合したような曲をやりました。 これらの楽曲はアンケートでもぶっちぎりの高評価を得ました。
徹夜の打ち上げ後、帰りの路線で爆睡して駅をひとつ乗り過ごしてしまい、 仕方が無いので降りて逆方向の電車を待っていたのですが、その時にもベンチでうとうとしていたら、ものすごい大音響でアタマの中に響いた
アビスゲート
の曲のリフレインには驚きました。 演奏会に関わった皆の脳内にも、オーケストラの音色が響いているのでしょうか。
=== 演奏会開催に際して、ロマサガ3作曲家・伊藤賢治さんからの花束、スクウェアエニックスの音楽事業部からの花束、ファミコンバンドさんからいただいたドラえもん電報です。
余談 この日のmagiさん特筆ポイント
■その1 本番ではファゴットのよしのんに、髪型をアップのまぎ髪にしていただきました。 よしのんはこの日のために、一週間も私の髪型の構想を練ってくれたそうです…。ありがとうございます。
■その2 打ち上げの飲み屋の席が、テーブルの下が掘りゴタツみたいになってたんですが、 そこにはまって正座して、アタマと腕だけを外に出して寝ていたら、 「こういうの…何かで見たよね」 「分かった!ジョーズに食われてる人だ」と言われました。 | | |