ふえたサトイモ
※これはとても怖い話なので読み進めるときは気を付けて下さい※
それはある日の夕食を作っていたとき、台所のサトイモ2個から少し芽が出て来ていました。
芽が出た側3分の1くらいだけを切り落とし、残りの部分を調理して美味しく食べたのですが、
この3分の1になったサトイモを生ゴミに捨てようとして、ふと朝顔の栄養になるかもしれないと思い立ち、
プランターの土の上に置いておいたら、
2個のうち1つは腐ったのですが、1つはいつまでたっても新鮮な里芋でした。
2週間経っても元気なように見えたので、カラーサンドを入れた陶器の入れ物に植え替え、水をはって数日置いておいたところ
頭から白い根がたくさん出てきて、
テケテケー
30cmくらいに伸びて10cmくらいの葉を広げだしました。
葉っぱがデカすぎて容器を支えきれないので、大きなものに植え替える事に。なんちゃって水耕栽培でハイドロカルチャー用のカルチャーボールに植え替えました。
調べるとサトイモの芽は、ズイキと言って戦時中は食べたりしたらしい。
物によってはハズレもあるけど、品種によってはけっこう美味しいらしい(食用なのはヤツガシラ)。
それはともかく、このサトイモが葉から水を吸い上げて葉に水を蓄えており、朝になるとぷるぷると水滴を落とすのです。 ※ロータス効果と言うそうです
ハスの葉のお椀のように水を蓄え何このおやゆび姫のようなファンタジー世界の生き物!などと面白がって育てていたところ、、
ずいずい
もひとつたたくとビスケットは…
サトイモは 観葉植物に進化した!
え?別に怖くないって?怖いのはここからです
こんなすくすくと健やかに育ったサトイモたんとの楽しい日々に、危機が訪れました。
来る7/17日の日曜日、大型の台風6号「マーゴン」という何だかちょっと親近感のある名前の台風が九州に接近し、東京も少なからず強風が吹いていたのですが、
私はベランダにサトイモたんを出しっぱなしにしていて…
サトイモの葉3本のうち、後から生えて背高く成長していた2本が強風で倒れていました(´;ω;`)
うわっああああぁぁあああああ
水を含ませたコットンで介護して、1本は首の皮一枚で繋がっていたようで助かったのですが、1本はご臨終に・・・
ほっといてもピンピンと元気だった葉がどんどん生気を失い、丸まってくしゃくしゃに・・・ ごめんようごめんよう。・゚・。゚(゚´Д`゚)゜。・゚・。
もうベランダには出しません。
ってやはり私だけが怖い話だったような気がする。
まあいいや・・・。
そんなアクシデントにもこりずに、今日も新しい芽を出しています。